立体地図型ジオラマ模型は縮小スケール通りに制作すると実際の体感イメージと異なる感覚を持たれる方が多いと言えます。実際に現地を歩いたとき急勾配に感じた道が縮小されたジオラマ模型を見ると緩やかで平坦な道として見えてしまうからです。そんなギャップを少なくするため各種工法を用いスケール感を損なうこと無く実際の体感イメージに近い感覚で見て頂ける様に制作した地図型ジオラマです。このジオラマは実際の敷地全体の地形を1/2000にモデル化し展示台に配置してある施設名等のスイッチを押すとジオラマ内のその場所が点灯する仕組みです。また1/2000では各種施設の細かな様子が分かりにくいのでジオラマ本体サイドに1/85の主要施設ミニジオラを設置しました。任意のボタン操作によるLED点灯システムは全てコンピューター制御式です。
通常作動は施設名等のスイッチを押すと電子作動音が鳴りその場所が数秒点滅し数秒点灯後に消灯します。同時に主要施設のミニジオラマも同様に点滅後点灯します。またどれかのスイッチを押すと作動音以外にウグイスの鳴き声が鳴り響く仕組みでプログラムしました。このウグイスの鳴き声はランダム設定なので毎回違うスイッチで鳴る仕組みです。お子様が多く来場される施設に設置する都合上、ゲーム感覚での複数の同時スイッチ操作にも完全対応させてあります。またプレゼン時は展示台のボタンを押さなくても赤外線通信システムを使う事により携帯端末等で任意の場所を点灯点滅させる事が出来る仕様で制作した電子制御式です。(同型機複数制作しました)
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